RTCの作成方法(テンプレート作成)

このページではRTCのテンプレートを作成します。

テンプレート作成

まずはRTCビルダを起動して新規プロジェクトを作成してください。
開発PCはWindows、Linuxのどちらでも構いませんがクロスコンパイルをする場合はLinuxを使用してください。

ツールバーの新規作成ボタンを押してプロジェクトを作成します。

名前はsample1としておきます。

プロジェクトを作成したら基本タブを選択してモジュール名をsample1に変更します。

次にアクティビティタブを選択してonExexuteをOnにします。

そして言語・環境タブで言語をC++に設定します。

最後に基本タブを選択してコード生成ボタンを押すとコードが生成されます。

コードの編集

workspaceに指定したディレクトリののsample1フォルダにコードが生成されているはずなので、ソースコードを編集します。
srcフォルダのsample1.cppをテキストエディタで開いてください。
今回はonExecuteが呼び出されると文字を表示するだけのRTCを作成します。

これで準備完了です。

後は以下の方法で実行ファイルを作成してください。

今回はC++で作成しますがPythonの場合はビルドは不要なのでそのまま転送して利用してください。

補足

ここから下はおまけなので飛ばしてもらっても構いません。

RTCビルダでテンプレートを作成するときに事前に設定しておけば便利な事を書いておきます。

ウィンドウ→設定を選択してください。

まずはベンダ名等は予め設定しておけば手間が減るので設定しておきます。

表示されたウインドウ左のツリーからRtcBuilder→Code Generateを選択してベンダ名を設定してください。

次にonExecute等は使用しないRTCの方が少ないので最初からOnになるように設定します。

左のツリーからRtcBuilder→Code Generate→Documentを選択してonExecuteをOnに設定してください。