クローラー制御RTCの仕様

クローラー制御RTコンポーネント

RTC名

CrawlerController

DataOutPort

名称 データ型 説明
pos RTC::TimedPose2D センサ情報から計算した現在位置、姿勢(位置の計測は実装できていないので左右モーターの電圧が正の場合は前進、負の場合は後退するようにしてある)
out0 RTC::TimedDouble 左モーターへ入力する電圧のPWMデューティー比
out1 RTC::TimedDouble 右モーターへ入力する電圧のPWMデューティー比

DataInPort

名称 データ型 説明
acc RTC::TimedAcceleration3D 加速度センサの計測値
magn RTC::TimedDoubleSeq 地磁気センサの計測値
gyro RTC::TimedAngularVelocity3D 角速度センサの計測値
range0 RTC::TimedDouble 距離センサ(右前)の計測値
range1 RTC::TimedDouble 距離センサ(左前)の計測値
range2 RTC::TimedDouble 距離センサ(右後)の計測値
range3 RTC::TimedDouble 距離センサ(左後)の計測値
in0 RTC::TimedDouble 左モーターへ入力する電圧のPWMデューティー比
距離センサによる回避運動をする場合はこの入力値を補正する
in1 RTC::TimedDouble 右モーターへ入力する電圧のPWMデューティー比
距離センサによる回避運動をする場合はこの入力値を補正する

コンフィギュレーションパラメータ

名称 デフォルト値 説明
gyroSensor int 0 1の時はジャイロセンサを使用する
FrontRangeSensor int 1 1の時は前方に取り付けた距離センサを使用する
BackRangeSensor int 1 1の時は後方に取り付けた距離センサを使用する
AccelerationSensor int 1 1の時は加速度センサを使用する
MagneticSensor int 1 1の時は地磁気センサを使用する
bias double 1.0 障害物が近づいた場合にどの程度旋回を行うか?値が大きくなるほど旋回しやすくなります。
frontDistance double 0.5 回避運動を開始する障害物までの最長距離
backDistance double 0.1 回避運動を開始する障害物までの最短距離。この値より近い距離に障害物があっても回避運動を行いません
filter double 0.05 この値が大きいほど余分な回避運動が小さくなります。
rotOffset double 3.64 センサの計測値から計算した姿勢角へのオフセット
rotCorVal double 0.3 直進する際に真っ直ぐに動くように計測した姿勢の変化した方向に抗う方向に回転する補正をかけるようにしています。このパラメータは姿勢の変化量にかける係数です。
mr double 0.2 地磁気センサの計測値でのIIRフィルタの係数
ar double 0.2 加速度センサの計測値でのIIRフィルタの係数
gr double 1.0 ジャイロセンサの計測値でのIIRフィルタの係数
r double 0.8 相補フィルタの係数